PLAN & SETUP

「ボーダーレスへ送る」
企画・使い方・設定方法

対象:運用・保守をする人(片貝、引き継ぐ人)/ 2026-10-03

← 資料室へ 使い方(柴谷さん向け)


1企画

背景

目的

  1. 領収書を漏れなく片貝に届け、記帳できるようにする
  2. 柴谷さんのLINEなどのやりとりを整理し、TODOにできるようにする

解決しなければならないことと、その方法

解決すること方法
送る手間iPhone・Macの「共有」から1回で送れるショートカット。続けられる手間にする
iPhoneとMacの両方ショートカットはiCloudで同期される。Macでは共有メニューとFinderの右クリックに出る
個人のLINEは外から読めないLINEにもiPhone(ショートカット・Apple Intelligence)にも、ほかのアプリのトークを読む手段はない。柴谷さんが覚えておきたいと思ったものを、スクショかトーク履歴(文字)にして共有で送る。自動では集まらない
費用Cloudflareの無料の範囲で作る。LINEのbotから送る形(月5,000円)は使わない
送ったものを2人が見られる資料室の「送られたもの」で一覧できる

制約

うまくいったと言える状態

やらないこと

2登場するもの(アクター)

アクター役割入っているもの・設定
柴谷さんのiPhone領収書・LINEのスクショ・トーク履歴を送る。送ったものを見るショートカット3本(領収書/情報/画面)。画面は背面タップかAssistiveTouchに割り当て。一覧ページのパスワード(1年間記憶)
柴谷さんのMacメールで届いたPDFやWebページを送るiPhoneからiCloudで同期されたショートカット2本。共有メニューとFinderの右クリックに出る
柴谷さんのClaude(これから)送ったものを読んでTODOにするコネクター(MCP)を追加する予定。いまは未設定
Cloudflare(アカデミー)受け取って保存する。一覧ページ・資料室を出すPages brc-docs-vowc、受け口 /api/inbox、保存先 KV brc-inbox、鍵(secret)
片貝(Mac+Claude Code)作る・直す。送られたものを読んで記帳・TODOにまとめ、資料室に載せるソース、APIトークン、鍵の控え、ショートカットの生成スクリプト

3だれが、いつ、何をするか

柴谷さんiPhone 柴谷さんMac 柴谷さんClaude Cloudflareアカデミー 片貝Mac+Claude Code 準備(最初に一度) 1受け口・保存先・鍵を作る 2ショートカット2本をAirDropで渡す →「追加」を押す 3iCloudで自動同期 4一覧ページのパスワードを伝える(一度入れれば1年記憶) 毎日(送りたいものがあったとき) 5共有 →「領収書を送る」「情報を送る」(写真・スクショ・履歴) 6共有・右クリック(メールのPDFなど) 片貝が整理する(3か月ごと・必要なとき) 7送られたものを取り出す 8記帳・TODOにまとめる 9報告・TODOを資料室に載せる 10資料室で見る(送られたもの・報告・TODO) これから 11コネクターで直接読む

緑の矢印=作業、金色の点線=取り出す・見る。

4使い方(柴谷さん向け)

iPhoneやMacの「共有」から、1回でアカデミーに送れます。

3つのショートカット

名前送るものそのあと
ボーダーレスへ領収書を送る領収書の写真、メールで届いた請求書・領収書のPDF片貝が記帳します
ボーダーレスへ情報を送るLINEのスクショ、トーク履歴、メモ、Webページ要点とTODOにまとめて資料室に載せます
画面をボーダーレスへ送るいま見ている画面(LINEなど)情報と同じ扱い

いちばん手早い送り方:見ている画面を送る

背面タップ:設定 → アクセシビリティ → タッチ → 背面タップ → ダブルタップ →「画面をボーダーレスへ送る」。LINEで残したい画面を開いて、iPhoneの背面を2回たたく
画面上のホームボタン(AssistiveTouch):設定 → アクセシビリティ → タッチ → AssistiveTouch → 最上位メニューをカスタマイズ → アイコンを1つ「画面をボーダーレスへ送る」に。画面のボタンから押す

iPhoneで送る

写真・スクショ:写真アプリで選ぶ →「共有」→ 下の一覧から「ボーダーレスへ…」を押す →「送りました」と出れば完了
LINEのトーク:スクショを撮って上と同じように送る。長いやりとりは、トーク画面の右上「≡」→「その他」→「トーク履歴を送信」→ 送り先に「ボーダーレスへ情報を送る」
メールのPDF:PDFを開く →「共有」→「ボーダーレスへ領収書を送る」

共有の一覧に出ないときは、一覧のいちばん右「その他」から追加できます。

Macで送る

iPhoneで追加すれば、Macにも自動で入ります。Safariやプレビューの「共有」メニュー、Finderでファイルを右クリック →「クイックアクション」から送れます。

送ったものを見る

資料室の「送られたもの」で一覧できます。最初の一度、パスワードを入れてください(その端末で1年間覚えます)。

覚えておくこと

5構成要素

要素値・場所
Cloudflare アカウント法人(GitHub の borderless-rugby でログイン)。ID 2becd4b0c13682255296094ce86df04d
Pages プロジェクトbrc-docs-vowc(資料室と同じ)
受け口functions/api/inbox/index.js(POST・一覧)、functions/api/inbox/[id].js(1件取り出し)
保存先KV brc-inbox(id 4570e50b633f420aa0b83da370466e98、binding INBOX)。R2はカード登録が要るため使わない
鍵Pages の secret INBOX_KEY。控えは片貝のMac ~/.config/brc/inbox_key(このページには載せない)
APIトークンbrc-docs-inbox(Pages Edit+Workers KV Storage Edit、期限 2027-10-31)。片貝のMac ~/.config/brc/cf_token
ソース片貝のMac apps/rugby-academy-preview/borderless_docs/。公開は ./deploy.sh
ショートカット生成borderless_docs/shortcut/build.py(鍵はファイルから読む。出力は repo の外)

6受け口の仕様

送る(ショートカットが使う形)

POST /api/inbox?who=shibatani&kind=receipt
X-Inbox-Key: (鍵)
Content-Type: (ファイルの種類)
本文:ファイルそのもの(20MBまで)

読む

POST /api/login {"password":"…"}  … ログイン(1年有効のクッキー brc_view)
GET /api/inbox                     … 一覧(クッキーか鍵)
GET /api/inbox/(id)              … 1件の中身(クッキーか鍵)

パスワードは Pages の secret INBOX_PASS(控え ~/.config/brc/inbox_pass)。Claude Code からは鍵(ヘッダー X-Inbox-Key)で読む。

KVのキーは item:YYYYMMDDhhmmss-xxxxxxxx、情報はメタデータ(kind・who・note・name・type・size・at)。

7設定の手順(最初から作る場合)

  1. 片貝:法人の Cloudflare で APIトークンを作る(Pages Edit+Workers KV Storage Edit)
  2. 片貝→Cloudflare:KV を作る:brc-inbox。id を wrangler.toml の [[kv_namespaces]] に書く
  3. 片貝:鍵を作る:python3 -c "import secrets;print(secrets.token_urlsafe(24))" → ~/.config/brc/inbox_key(chmod 600)
  4. 片貝→Cloudflare:鍵を登録:npx wrangler pages secret put INBOX_KEY --project-name brc-docs-vowc
  5. 片貝→Cloudflare:公開:./deploy.sh(functions も一緒に上がる)
  6. 片貝:確認:鍵なしPOSTが403、鍵つきPOSTで {"ok":true}、一覧に出る
  7. 片貝:ショートカットを作る:python3 shortcut/build.py → デスクトップに6つ(柴谷さん用・片貝用 × 領収書・情報・画面)
  8. 片貝→柴谷さんのiPhone:AirDrop で送り、柴谷さんが「ショートカットを追加」を押す。柴谷さんのMacには iCloud で同期される
  9. 柴谷さんのiPhone・Mac:「送られたもの」を開き、パスワードを入れる(1年間記憶)

手で作る場合(柴谷さんのiPhoneで)

  1. ショートカットアプリで「+」→「URLの内容を取得」を追加
  2. URL:https://brc-docs-vowc.pages.dev/api/inbox?who=shibatani&kind=receipt
  3. 方法 POST、ヘッダ X-Inbox-Key=鍵、本文を要求「ファイル」→「ショートカットの入力」
  4. 「ⓘ」→「共有シートに表示」をオン。名前を付ける

8運用

ことやり方
鍵を変える新しい鍵を作り secret を更新 → build.py で作り直し → 全員のショートカットを入れ替え。一覧ページは古い鍵で403になり、入れ直しを求める
1件消すKV の item:(id) を削除(APIかダッシュボード)。一覧からの反映は最大1分
保存期間未決。案は90日。決まったら定期削除を入れる
無料の範囲KV:保存1GB、書き込み1日1,000件、読み取り1日10万件。写真なら数千枚
控え領収書は記帳したらGnuCash側の証憑として別に保存する(KVを正本にしない)
作業時間apps/rugby-academy-preview/worklog_keiri.md に記録

9つまずいたところ

10これから